Lesson3.便秘の実態

便秘とは

便秘とは?

医学的には、3日以上お通じがなく、排便時の苦痛などのために、治療が必要な状態が「便秘」。 ただ個人差が大きく、毎日お通じがあっても「スッキリしない」「排便時に苦痛を伴う」という場合は便秘の可能性があります。 逆に、数日に1回の排便でも、それが本来のリズムであれば便秘ではないことも。 便秘かどうかは、1回ごとの排便量や、排便時やその前後の自覚症状の有無なども考慮して判断することが必要です。

どんな人が悩んでるの?

便秘は女性に多く、程度の軽いものも含めると約8割の女性が便秘に悩まされています。 女性は男性より腹筋が弱いことや、排便を我慢しがちであること、女性ホルモンの影響などが関係しています。 また、男性でも中高年になると便秘になる方が増えてくるようです。

便秘になると現れる症状は?

便秘に伴って現れる症状はさまざま。便秘の女性の多くが、お腹が張る、下腹が出る、肌荒れや吹出物、 太るといった外見に関することや、ガスや腹痛、食欲不振などの消化器系の不調、体が重い、肩こり・腰痛、むくみなどの症状に悩まされています。 また、詰まっている気がして気持ち悪い、美容や肌に悪い、イライラする、といった精神的な不快感もあるようです。